こんにちは、たかたろうです。
今回の記事では、腸活で冷え性を改善できる?腸内細菌で予防する方法も紹介します。
「冷え性」とは、検査や診断時では特別な異常が現れていない状態にもかかわらず、身体が冷えている状態のことをいいます。
そこで、腸活で冷え性を改善できるのか解説していきます。
また、腸内細菌が冷え性を予防してくれるのか紹介します。
それでは最後までお読みください(⌒∇⌒)
冷え性とは
「暖かい部屋にいても手足が冷たい」「布団の中でも手足が冷たくて眠れない」といったよう
に人が寒さを感じない温度なのに手足などが冷たくてつらく感じる症状を冷え性といいます。
実際に体温が低い状態とは違い、また触ると冷たいということでもありません。
<冷え性になると起こりやすい症状>
・肩こりや首のこり
・腰痛
・膀胱炎
・生理不順
・風邪を引きやすい
・アレルギー
・肌荒れ
・手足のむくみ
・頭痛
・イライラ
・不眠
など
冷え性の原因
主な原因として、次のようなことが考えられます。
皮膚にある寒さを感じる神経の働きが低下している場合
例えば、一定の温度に保った環境に慣れすぎて温度変化に弱くなっている人や、日頃からきつい下着や靴で体を締め付けて血流が悪くなっている人は、皮膚にある寒さを感じる神経の働きが低下することがあります。
自律神経(体温調節の指令を出している)の働きが低下している場合
ストレスや不規則な生活等で自律神経の働きが低下することで、体温調節の指令が体の各器官にうまく送られなくなってしまいます。
血流が悪い場合
例えば低血圧(血液を全身に流れさせる力が弱い)や貧血(血液の量が少ない)などで血流が悪い場合、温かい血液が体の隅々まで届かなくなってしまいます。
筋肉量が少ない場合
筋肉は熱を作り出す重要な臓器です。
女性や運動不足の人等、筋肉が少ない人は筋肉運動で熱を作り出しにくくなります。
病気が原因の場合
「冷え性」の原因となる病気には甲状腺機能低下症、貧血、膠原病、閉塞性動脈硬化症などがあります。
腸活で冷え性を改善する
人間の体は内臓のある中心部を常に一定温度に保つために、環境の変化に応じて体温調節をしています。
冷え性の人は様々な原因で、体温調節の仕組みがうまく働いていない状態です。
冷えは腸の働きを低下させます。
身体を温める食材を摂って、腸内細菌の働きを促しましょう。
腸内環境が整うことが冷え性の改善につながります。
積極的に摂りたい栄養素
・ビタミン E:手や足先(末梢)の血管を広げ、血行を良くします。うなぎ・アーモンド
・ビタミン C:鉄分の吸収を良くし、貧血を予防します。 かんきつ類・野菜
・パントテン酸:代謝を促し、自律神経を活性化させます。 レバー・納豆
・タンパク質:熱エネルギーとなり、神経機能を保ちます。 卵・魚介・肉類
・ビタミン B1:代謝を促し、糖質からエネルギーを作ります。 豚肉・豆類
善玉菌を摂取する
腸内環境が整った状態というのは、善玉菌が優位にあることです。
善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトから、善玉菌そのものを摂取することで、善玉菌の増加が期待できます。
また、発酵食品は善玉菌を優位にしやすいと言われていますので、発酵食品を継続的に食べるとよいでしょう。
善玉菌のエサとなる食物を摂る
善玉菌のエサとなるのは「食物繊維」と「オリゴ糖」です。
善玉菌を摂取するのと同時に、善玉菌が好む食べ物を一緒に摂取すると、もともと腸内にいる善玉菌を増やす助けにもなり、腸内環境を整えるのにより効果的になるでしょう。
善玉菌が好む「食物繊維」は水に溶ける水溶性食物繊維ですが、水に溶けない不溶性食物繊維でも便秘改善等の効果を期待できるので、食物繊維が多く含まれる食材を毎食取り入れましょう。
運動をする
腸内環境を整えるには適度な運動も効果的です。
適度な運動は腸が刺激され、腸内フローラが活性化します。
結果、腸内環境が整います。
腸活で冷え性を改善するまとめ
多種多様な細菌が食材を分解してできた発酵食品には、生体調節・生体防御・疾病予防・回復・老化制御に働く食品成分(バイオジェニックス)が含まれています。
また、根菜類に含まれる食物繊維をたっぷりと食べることも大切です。
腸内の有用な菌たちは、体内に取り込まれた食物繊維を分解しながら繁殖していきます。
繊維質の多い食品を摂るには、玄米、雑穀類、そばなどの未精製の穀類や、根菜、海藻などが適しています。
食事を改善することは、腸内環境を改善し、免疫の低下を防ぎ、さらには心のバランスを整えることにもつながります。
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