こんにちは、たかたろうです。
近年の健康ブームで雑穀米が注目を集めています。
コンビニのおにぎりでも売られていますね。
確かに雑穀が入ったおにぎりは健康的に感じます。
そこで今回の記事ではアワの美容効果について解説したいと思います。
また、雑穀の効果的な摂り方も紹介しますので最後までお読みください(⌒∇⌒)
雑穀の美容効果|アワの特徴
「アワ」はイネ科の穀物で、“猫じゃらし” の名で有名なエノコログサの交雑種が原種です。
原産地は中央アジアから西アジアで石器時代にシベリア、オーストラリアを経てヨーロッパにつたわったとされています。
「アワ」は草丈1.5mほどの穂先に白や黄色の実をつけ、穂の大きさや形状、収穫期などで分類。実の粒色でもいろんな品種に分けられ、その数は100種にのぼるとされます。
稲や大麦、とうもろこしなどと同じくアワにもウルチ種とモチ種があります。
雑穀の美容効果|アワの歴史
アワはアジア原産とされ、野生原種がユーラシア大陸に広く分布しています。
中国では紀元前から栽培され、大部分の地域で主食として食べられていたそうです。
日本へは米よりもいち早く伝わり、縄文時代にはすでに栽培されていた最古の穀物。
古くから稲と麦、豆にヒエを含めた五穀として史実に残り、近代まではヒエと並ぶ庶民の大切な主食でした。
古代では麦よりもアワの方が珍重されていました。
奈良時代には米とアワが租税として扱われていましたが、室町時代になるとアワは、農民だけにあてがわれるようになってきました。
現在はアワ栽培もすっかり衰退していますが、最近になって再び、ヘルシーな雑穀として注目を集めています。
ちなみに「アワ」の名の由来は、「風味が淡い」ことから来ています。
阿波の国は「アワが多く栽培されているところ」から来ていると言われています。
雑穀の美容効果|アワの栄養
アワには、ミネラルやビタミンが幅広く含まれています。
アワの精白粒100g当たりのカロリーは367kcalで、たんぱく質11.2g、脂質4.4g、炭水化物66.4g、食物繊維3.3gを含みます。
ビタミンEとビタミンB群が豊富で、腸内環境を整える食物繊維や、貧血予防に役立つ鉄や銅、骨や歯の形成に不可欠なカルシウムなども含んでいます。
白米では100g当たりカロリーが358kcalで、たんぱく質6.1g、脂質0.9g、炭水化物77.6g、食物繊維0.5gですが、アワのほうがたんぱく質と脂質、食物繊維が豊富で、炭水化物は0.9倍ほど。
ビタミンやミネラルは、大半の成分で白米を上回ります。
世界各国で「母乳の出がよくなる」「産後の回復を助ける」といわれ、とても滋養豊かな雑穀です。
雑穀の美容効果|アワの美容効果
アワに含まれるロイシンには善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスを整える効果や、血糖をコントロールする効果があります。
日焼けや肌荒れに効果があるパントテン酸をほかの雑穀に比べて多く含んでいます。
また、アワには細胞の機能を維持する亜鉛も多く含んでいて、アンチエイリアシングに効果があります。
アワの色素は抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているので美肌効果に期待できます。
雑穀の美容効果|アワの食べ方
アワは、ほかの雑穀に比べ甘くてクセがないので、アメやお菓子の材料にも活用されます。
実は薄い黄色とクリーム色と白っぽいクリーム色があります。
白っぽいクリーム色のもちあわは、特にとろみが強くて、かすかにスパイシーな香りがします。
愛称はチーズミレットです。
2〜3倍の水加減で炊くと、とろりと、とろけるチーズみたいに炊きあがります。
塩味を強めにするとチーズのような味わいで、ピザにしたり、グラタンにしたり、クリームやソース感覚でいろいろな料理を楽しむことができます。
うるちあわは、もちあわより黄色みが強く、炊くとさらりと炊きあがり、そのままシチューをかけて食べたり、プチプチした食味を活用して鶏そぼろ感覚で活用することができます。
炊きあがりがプチプチ、パラリとした食感なので、これをうまく生かすと鶏そぼろ感覚で使用することができます。
うるちアワの愛称はチキンミレット。
アワの美容効果まとめ
アワは、各種のビタミン・ミネラルのバランスにすぐれ、とくに鉄分が多く貧血を防いだり改善してくれる雑穀です。
世界各国で「母乳の出がよくなる」「産後の回復を助ける」といわれ、とても滋養豊かな雑穀です。
ビタミンB1も豊富なので、代謝が活発になり、脂肪のつきにくいスリムな体に。
アワは腸内環境を整えたい方や美肌を目指したい方に摂ってもらいたい雑穀です。
アワでいつまでも若々しく過ごしましょう(⌒∇⌒)
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^
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